研究課題
基盤研究(C)
骨格筋の筋原線維を細胞膜につなぎ止める細胞骨格の電子顕微鏡による解析を、細胞内の可溶性蛋白を洗い流す等の処置により線維構造を見やすくしておこなった。アクチン線維および中間径線維が筋原線維と細胞膜をつないで走り、細胞膜では膜直下の暗調斑と連結する像が認められた。これらの繊維構造は筋ジストロフィーのモデルマウスでは減少していた。また骨格筋の中間径線維の構成要素であるシネミンについて、生体内での機能を調べた。マウスでは筋持久力、速筋・遅筋比率に関係すること、ジストロフィンとの二重欠損では生殖能力の落ちることが明らかになった。発生期の魚では受精後56~72時間の心臓に発現していることが明らかになった。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (11件) 備考 (1件)
Medical Molecular Morphology
巻: (e-published)
10.1007/s00795-014-0070-3
Histochemistry and Cell Biology
巻: 141 ページ: 441-454
10.1007/s00418-013-1164-z
Anatomical Sciences Education
10.1002/ase.1430
巻: 139 ページ: 573-582
10.1007/s00418-012-1050-0
http://www.med.gunma-u.ac.jp/med-organization/bioreg-function/125.html