研究課題
基盤研究(C)
核膜標本管腔カルシウム濃度を数十マイクロモル(10-200マイクロモル)に固定すると、緩徐な膜容量の増加がみられ、当反応は管腔カルシウム濃度に依存していた。一方パッチ膜局所領域では、膜容量の振幅揺らぎが顕著であり、膜の可塑性が明らかとなった。われわれの核標本は支持体である細胞骨格系から開放されており、膜の自由な配置が許されている。標本にはイオンおよび水チャネルが豊富であった。イオン組成の変化に対応して、標本容積が変化することから、これらは核形態の維持を司っていると考えられた。共焦点顕微画像には、数個の点状塊となった膜の重畳構造があり、小胞体膜の核孔への陥入と考えられた。
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