研究課題
基盤研究(C)
上皮細胞間を接着させるタイト結合は、膜貫通型蛋白質のクローディン、足場蛋白質、転写調節因子などの複合体で形成される。クローディンには20種類以上のサブタイプが存在し、これらの組み合わせの違いにより、各組織におけるタイト結合の機能が変化すると考えられている。しかし、生理的および病態生理的なクローディンの発現制御機構は大部分が不明なままである。我々は腎尿細管におけるクローディンの発現調節機構を検討し、クローディン-2とクローディン-4の新たな転写調節機構、クローディン-16の細胞内局在の調節機構を解明した。さらに、浸透圧ストレスに対するクローディン-2、-4の新たな役割を解明した。
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