研究課題
基盤研究(C)
TRP型カチオンチャネルのタンパク分解、転写発現調節および機能変化について検討し、炎症性刺激でTRPA1型カチオンチャネルが発現誘導されることを明らかにした。その発現には炎症性刺激の下流で一般的に働く転写因子でなく、低酸素刺激時に活性化される転写因子が関与すること、さらにはTRPA1型カチオンチャネルのプロモーター領域にその特異的な結合配列が存在することを見出した。TRPA1型カチオンチャネルは炎症時の痛み伝達に関わることが明らかになっており、炎症時の疼痛を軽減する治療薬の開発に寄与する重要な発見である。
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http://www.phar.agu.ac.jp/lab/cell_pharm/cellpharmacol.html