研究概要 |
30分間の拘束水浸ストレス(WRS)マウスとラットの胃粘膜に軽度の潰瘍を起こしていた。ヒスタミンはマウスで1.6倍程度、ラットで1.3倍増加した。抗ヒスタミンNメチル基転移酵素(HMT)抗体は、ラット腎臓で発現を検出したが、胃粘膜は検出できなかった。定量PCRで胃粘膜でHMT mRNAを検出できたが、WRSによる発現の変化は検出されなかった。抗ヒスチジン脱炭酸酵素抗体はラット胃粘膜で単一分子量のバンドを検出したが、WRSによる発現の変化はなかった。抗ジアミン酸化酵素抗体は発現が検出できなかった。リン酸化ERK1/2, SAPK/JNK, p38抗体ではWRS によるリン酸化の変化はなかった。
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