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2013 年度 研究成果報告書

非アルコール性脂肪肝炎発症におけるマクロファージ活性化の意義の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 23590360
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態医化学
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

永井 義夫  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (90402718)

研究分担者 西尾 善彦  鹿児島大学, 医学部, 教授 (40281084)
連携研究者 吉崎 健  滋賀医科大学, 医学部, 特任助教 (20510324)
研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードNASH / TLR4
研究概要

4型Toll-like受容体(TLR4)の野生型(C3H/HeN)と変異型(C3H/HeJ)のマウスについて、初代培養肝細胞と腹腔マクロファージ(MΦ)を単離する系を確立し、それぞれ野生型と変異型で2×2の組み合わせで共培養を行い、インスリン刺激に対するAktのリン酸化を検討した。その結果、肝細胞のタイプ、MΦのタイプに関わらず、共培養環境にするだけで肝インスリン抵抗性が惹起された。この効果はLPSによるMΦの活性化と無関係に認められた。肝細胞の近傍へのMΦの遊走が、肝インスリン抵抗性を惹起させる要因と考えられた。
本研究により、肝インスリン抵抗性発症におけるTLR4の重要性が明らかとなった。

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公開日: 2015-07-16  

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