研究課題
基盤研究(C)
ヒト末梢血単球およびヒト白血病細胞株HL60を分化誘導した破骨細胞モデルを用いて破骨細胞活性化の分子機構の解明に取り組んだ。標的分子として、1)PKCδ、2)KIF20A、3)Vimentin、4)snRNPタンパク質,SMNの関与について検討した。各分子のshRNAを導入し、ノックダウン型の破骨細胞モデルを作成した。PKCδおよびVimentinのノックダウンではF-アクチン再構築の抑制、KIF20AおよびSMNノックダウンでは多核化の亢進が認められた。SMNの場合にはリソソームの輸送に関わるα-チュブリンのアセチル化も亢進しており、破骨細胞活性化プロセスを制御している可能性が示唆された。
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http://www.himeji-du.ac.jp/faculty/dp_pharm/pharm/pt2/index.html