研究課題
基盤研究(C)
ヒト食道癌組織には早期よりM2型マクロファージが浸潤し、癌の悪性度や不良な予後に関与することを明らかにした。食道扁平上皮癌培養上清によりM2様に分化させた単球性白血病細胞株や正常成人末梢血単球由来マクロファージで特異的に発現変化する遺伝子をマイクロアレイにより解析し、前者からCyr61を後者からGFD15を抽出した。Cyr61はMEK/Erk系を介してマクロファージの運動能とCD204発現を誘導し、GDF15はAktおよびErk系を介して食道癌細胞の増殖能を亢進した。活性化マクロファージは共培養により不死化正常ヒト食道扁平上皮細胞の増殖を促進した。
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