研究課題
基盤研究(C)
肝内胆管癌は発生する胆管レベル(胆管の大きさ)によって、病理像とともにその母細胞、発癌経路、進展過程などが異なることが予想される。当初予定していた胆汁酸の代謝と受容体に関する検討は遂行が困難で断念し、本研究では、発癌に関わる酸化ストレス、Slit-ROBO1経路による増殖シグナル、さらに糖代謝などが肝内胆管癌の発癌・転移に如何に関わるかについて、病理学的に検討した。その結果COX2発現はVEGF-C発現とリンパ節転移と相関しており、またROBO1発現減弱が胆管癌細胞の増殖・移動能亢進に関わり、リンパ節転移を促し、Glucose transporter1は胆管癌の悪性度と正の相関を示した。
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Hum Pathol
巻: 44 ページ: 1031-7
巻: 44 ページ: 2419-26
巻: 2014
http://www.surgpath.med.kyushu-u.ac.jp/ap/