研究課題
基盤研究(C)
Mastermind(Mam)はNotchシグナルを正に制御し胚中心B細胞から辺縁帯B細胞への分化に重要な役割をはたす。本研究では、1) 正常リンパ節では芽中心B細胞、辺縁帯B細胞でMaml1, Maml3とも発現がみられた。2)ホジキンリンパ腫ではMCにおいて半数程度の症例で発現がみられた。3)辺縁帯B細胞性リンパ腫では減弱していた。4)細胞株ではB細胞性腫瘍においてはレセプター、リガンド両方発現し、細胞自律的に働いている可能性が示された。今後さらにB細胞性リンパ腫の腫瘍起源の詳細との関連を解明することにより、胚中心由来のB細胞性リンパ腫の生物学的差異を明らかにできると考えている。
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Leuk Lymphoma
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