研究課題
ランゲルハンス細胞組織球症(以下LCH)とinterleukin-17Aレセプターの関連について日本病理学会において発表し、論文作成した。LCHとメルケル細胞ポリオーマウイルスとの関連について、LCH発症仮説として、2013年日本病理学会において発表予定、論文作成中である。LCH患者血清の質量分析計による解析を、株式会社プロトセラに受託解析を依頼した。BLOTCHIP解析システムによる血清のプロファイリング結果として、コントロール群との比較において、有意差のある22個のピークを得た。
2: おおむね順調に進展している
平成24年度には、ランゲルハンス細胞組織球症(以下LCH)とコントロール群の比較をし、有意差のあるピークを得た。
ランゲルハンス細胞組織球症(以下LCH)の各亜型間で有意差のあるピークが得られつつある。全バイオマーカー候補の中から、m/z、ピーク形状、ピーク高さ、及び散布図における各検体の分散を参考に、同定候補を絞り込み、同定作業を実施する。
解析の一部に於いて当初の予定より安い見積もりがあり、次年度使用額(12,442円)が発生した。次年度使用額も含めて、平成25年度にLCH亜型間(LCH-SS vs LCH-MS或いはLCH-RO (+) vs LCH-RO (-))において有意差のあるピークを得、当初の計画であるLCH各亜型に関する新規バイオマーカー探索の足がかりとなるデータを得る予定である。
すべて 2013 その他
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Virchows Arch.
巻: 462 ページ: 219-228
10.1007/s00428-012-1360-6.
http://www.med.tottori-u.ac.jp/molepath/160/388.html
http://www.med.tottori-u.ac.jp/molepath/167/4452.html