研究課題
基盤研究(C)
研究の目的は、プロテオーム解析によるKRAS下流分子の網羅的検索から、異型性発現の責任分子を同定し、その分子基盤の一端を明確にすることであった。本課題では、細胞内塩素イオン制御分子であるCLIC4に着目して研究を進めた。複数の肺がん細胞株において非がん細胞に比較して顕著な発現低下が認められた。肺癌外科切除材料での解析では、分化度の低下に伴ってCLIC4発現レベルが低下する傾向が見られた。不死化細胞にCLIC4のノックダウンを行ったところ、核の腫大など形態変化が現れた。KRAS下流分子のプロテオーム解析からCLIC4を同定し、その発現低下が異型性の一因であることが示唆された。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 16件) 学会発表 (2件)
Intern Med
巻: 53 ページ: 455-460
Med Mol Morphol
10.1007/s00795-013-0052-x
PLoS One
巻: 9 ページ: e87193
Jpn J Clin Oncol
巻: 44 ページ: 497-500
Clin Respir J
10.1111/crj.1211
Pathol Int
巻: 63 ページ: 358-363
Int J Clin Exp Pathol
巻: 6 ページ: 1-12
巻: 7 ページ: 213-220
巻: 63 ページ: 45-55
巻: 6 ページ: 395-410
巻: 62 ページ: 785-791
巻: 62 ページ: 792-801
Oncotarget
巻: 3 ページ: 1455-71
J Med Case Rep
巻: 6 ページ: 281
巻: 50 ページ: 2823-2827