研究課題
基盤研究(C)
ヒト特異的遺伝子であるKIR2DL4はNK細胞に発現する膜タンパク質で細胞傷害活性やこれに関係するサイトカインの産生に関与することがわかっているが、NK細胞以外での発現の有無・機能解析は報告されていない。我々は今回の研究で、NK細胞特異的と推測されていたKIR2DL4がヒトマスト細胞にも発現すること、このKIR2DL4の刺激でマスト細胞の脱顆粒・増殖を抑制可能であることを見出した。このマスト細胞の反応はアレルギー疾患の発生・症状に深く関わっており、KIR2DL4がマスト細胞の関係するアレルギー疾患の治療標的となる可能性が示された。
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 3件)
Acta Derm Venereol
10.2340/00015555-1863
J Magn Reson Imaging
10.1002/jmri.24615
J Dermatol Sci
巻: 73(1) ページ: 74-9
10.1016/j.jdermsci.2013.08.009
10.2340/00015555-1713
Allergol Int.
巻: 62(1) ページ: 99-104
10.2332/allergolint
Mod Rheumatol
巻: 23(4) ページ: 804-10
10.1007/s10165-012-0749-z
Scientific Reports 3
10.1038/srep02861