研究課題
1. EBNA-2遺伝子欠損型のEBV(P3HR-1)でのウサギ感染高率は、欠損のないプロトタイプのB98-8由来EBVを用いたウサギ感染モデルの感染効率より劣ることを解明し、EBNA-2遺伝子蛋白発現のEBV感染における重要性をin vivo実験で初めて明らかにした。2. ウサギの免疫抑制状態におけるリンパ球増殖症・リンパ腫誘導モデルの作製にはいまだ成功できなかった。3. EBVの経口感染ウサギモデルにおける感染機序の解明は、EBER-1陽性リンパ球の咽頭扁平上皮層内存在(浸潤)を確認したが、感染初期からそこにいるのか、全身に感染した後で血液中のリンパ球が浸潤したのか不明のままである。
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Intervirology
巻: 56: ページ: 114-12
成人病と生活習慣病
巻: 43巻9号 ページ: 1103-1107