研究課題
基盤研究(C)
ヒト尿路上皮癌細胞におけるALKBH3の機能を解析した。尿路上皮癌細胞株を用い、ALKBH3遺伝子をノックダウンするとNOX2発現および細胞内活性酸素種(ROS)が低下し、癌細胞の増殖が強く阻害された。また、ALKBH3ノックダウンにより、癌細胞におけるTweak発現ならびに血管増殖因子VEGF発現が強く阻害された。同様の結果は動物モデルでも得られた。ヒト膀胱癌組織を用いた免疫組織化学的解析により、癌細胞や血管内皮細胞におけるALKBH3、Tweak、Fn14の発現が病理組織学的悪性度と相関することが分かった。
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