研究課題
基盤研究(C)
低酸素に適応した蠕虫ミトコンドリアに特有の嫌気呼吸鎖の要であるキノール-フマル酸還元酵素(QFR)は好気的ミトコンドリア複合体IIの逆反応を効率よく触媒することで特徴付けられる。この反応を可能にする酵素学的特徴を解明するために細菌での発現系構築を目指した。発現を目的としたエキノコックスQFRに含まれるすべてのサブユニットの遺伝子をクローニングし、ミトコンドリア内でのアミノ酸N末端も決定した。発現宿主候補のRhodospirillum rubrumにおいて内在性の複合体II遺伝子を破壊も完了し、エキノコックスQFRを発現させるためのプラスミドを構築して発現の準備が整った。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (3件)
The Journal of Biochemistry
巻: 153 ページ: 267-273
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America
巻: 110 ページ: 4580-4585
Mitochondrion
巻: 12 ページ: 345-351
巻: 151 ページ: 589-592
Tetrahedron
巻: 67 ページ: 6582-6586