研究課題
基盤研究(C)
マウスあるいはミニブタ住血吸虫感染動物モデルを用いて、シグナル配列トラップ法によりクローン化した約7種類の組み換え分泌虫卵抗原の機能について解析した。この結果、日本住血吸虫特有の蛋白が同定され、セルカリア、ソミュラ、成虫、虫卵に発現し、レトロトランスポゾン領域を含み遺伝子重複によって、タンパク質として発現したものであることがわかった。この新規遺伝子ファミリーは、糖蛋白と結合するSEA (sea-urchin sperm protein, enterokinase and agrin) ドメインを含む蛋白で、ヘムとの結合能が確認された。ヘムを解毒する為の住血吸虫にとって必須の蛋白と考えられる。
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