研究課題
基盤研究(C)
マラリアワクチン開発においてワクチン抗原の免疫原性を向上させるための技術開発は極めて重要である。今回、マラリア原虫のヒトから蚊への伝搬を阻止するワクチンの効果を高めるため、三日熱マラリア原虫のオーキネート表層抗原(Pvs25)とデリバリー分子とを融合させた三部構成免疫賦活システムを開発した。このシステムを「Tricomponent immunopotentiating system」と名付け、その効果を検証した。その結果、ワクチン抗原単独では達成できないレベルのワクチン効果が抗原をTIPSに搭載することで達成された。また、このシステムがマラリア以外の感染症へも応用できる可能性が示された。
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