研究課題
基盤研究(C)
Streptococcus intermedius は、インターメディリシン(ILY)を主要な病原因子として分泌する。我々は、ILY 低産生株のlacR破壊株において、ily 発現亢進とそれに伴う溶血活性の増加を確認した。また、この株がHepG2に対して強い細胞毒性を示すことも明らかにした。加えて、LacRとilyプロモーター領域が直接相互作用することやガラクトースがILY分泌を促進することを確認した。さらに、臨床分離株50株と歯垢分離株7株の溶血活性の測定とlacR配列を検討した結果、13株の臨床分離株がILYを高産生し、その中の9株にLacRの機能が低下する変異が起こっている事を発見した。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (9件)
Infect. Immun
巻: 81(9) ページ: 3276-3286
10.1128/IAI.00638-13
Cell Stress Chaperones
巻: 17(1) ページ: 41-55
10.1007/s12192-011-0284-4