研究課題
基盤研究(C)
哺乳類APOBEC3が、HIVなどのレトロエレメントを制御する自然免疫機構として機能していることが明らかにされてきた。我々は、そのファミリーでコレステロール代謝に重要なアポリポタンパク質B mRNAのエディティングに関与することが知られてきた有袋類を含めた哺乳類のAPOBEC1が、広範なレトロエレメントに対する制御機構として機能していることを明らかにした。さらに、APOBEC1ノックアウトマウスにおける内在性レトロエレメントの細胞内複製の解析から、げっ歯類などの実験用小動物でHIVが十分に複製できない分子基盤がより明確になる可能性を示した。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 3件)
J. Immunol
巻: 191 ページ: 6030-6039
10.4049/jimmunol.1302057
Viruses and Metabolic Pathways (ed. iConcept Press Ltd)
ページ: 96-124
Front. Microbiol
巻: 4 ページ: 197
10.3389/fmicb.2013.00197
巻: 4 ページ: 28
10.3389/fmicb.2013.00028
Wiley Interdisciplinary Reviews (WIREs) RNA
巻: 3 ページ: 529-541
10.1002/wrna.1117
Mobile Genet. Elem
巻: 1 ページ: 197-202
10.4161/mge.1.3.17430
J. Biol. Chem
巻: 286 ページ: 14049-14056
10.1074/jbc.M110.185397
Nucleic Acids Res
巻: 39 ページ: 5538-5554
10.1093/nar/gkr124