研究課題
基盤研究(C)
次世代インフルエンザユニバーサルワクチンの新規ナノキャリアを開発するために、すべての亜型インフルエンザウイルスに共通するCTLエピトープを導入した組換えSV40ウイルス様粒子(SV40-VLP)を作製した。これは、アジュバントを加えなくても、マウスに効率よくインフルエンザウイルス特異的CTLを誘導した。また、それで免疫後、亜型の異なる2種類のインフルエンザウイルスを感染させても、ウイルスの増殖を有意に抑制することが明らかになった。これらの結果は、SV40-VLPが、副作用を伴うアジュバントを加えなくても有効であることを示したものであり、たいへん意義があると考えられる。
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