研究課題
基盤研究(C)
最近、RLRs (RIG-I-like receptors)を介した抗ウイルス経路における、ミトコンドリアの重要性が明らかになった。ミトコンドリアを含む細胞小器官は、ネットワークを形成することが知られている。本課題では、RLRs依存的な抗ウイルスシグナルにおける細胞小器官ネットワーク形成の解明を目指して研究を行った。本研究の結果から、一部の細胞小器官は抗ウイルスシグナルの活性化に伴いミトコンドリアと近接したが、goldiなど、ミトコンドリアとの空間的位置関係が変化しない小器官も存在したことから、ネットワーク形成はシグナル分子の伝達によって行われていると考えられた。
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