研究課題
基盤研究(C)
IgG抗体のFc部位アスパラギン297に結合した糖鎖は抗体のエフェクター機能発現に必須である。近年糖鎖の末端にシアル酸を持つIgGは抗炎症作用を媒介すると示されている。我々はIgG1のPhe243Ala変異体をヒトおよびげっ歯類細胞株にて産生し、シアル化が著明に増強されることを明らかにした。その抗体を用いてIgG-Fc糖鎖末端のシアル酸が、DC-SIGN発現樹状細胞に対してどのように作用して抗炎症作用を発揮するか調べた。
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