研究課題/領域番号 |
23590605
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
菅田 真生 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (70437961)
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研究分担者 |
花谷 亮典 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (60304424)
村永 文学 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (00325812)
有田 和徳 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (90212646)
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キーワード | Web会議システム / 遠隔地支援 |
研究概要 |
23年度に構築した会議システムをもとに、各研究協力施設と合同で術前カンファレンス・術後カンファレンスを実施した。 これに必要となる備品は、23年度に準備したものでじゅうぶんであったが、新たにVidyoOne-10サーバを購入し、よりセキュリティが保たれる状態でのカンファレンスの形が完成しつつある。 鹿児島県の医療機関でかつ遠隔地に派遣されている脳外科医と、大学に勤務する脳外科専門医との症例相談も30例ほど行った。 来年度は、power point、Video studio、Power DVDなどの専用ソフトウェアを揃え、手術動画を見ながらの術後カンファレンスを実施する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
VidyoOne-10サーバシステムの学内設置手続きに予想以上の時間がかかり、24年度1月からの稼働となってしまった。 各研究協力施設との合同術前・術後カンファレンスの実施の進捗は順調である。
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今後の研究の推進方策 |
24年度に設置できたVidyoOne-10サーバシステムを通常カンファレンスに取り入れていく。問題になりうるのは、患者個人情報の管理であり、これはITカルテシステムを使用することでも守られているが、これと併用してVidyoOne-10サーバシステムで保守管理システムをしっかり構築したい。 遠隔地支援としての症例検討会の実施は順調に行えているので、保守管理システムを完成させたうえで、この研究の評価を行いたいと思う。
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次年度の研究費の使用計画 |
専用ソフトウェアとして、power point、Video studio、Power DVDなどのソフトを揃える必要がある。阿久根市民病院、鹿児島県立大島病院、川内市民病院、鹿屋医療センター、田上病院(種子島)、いちき串木野脳神経外科センター、藤元早鈴病院(都城)など遠隔地にある各研究協力施設にも用意する予定である。
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