研究課題/領域番号 |
23590615
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研究機関 | 明海大学 |
研究代表者 |
川村 文子 明海大学, 経済学部, 教授 (00227802)
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キーワード | 地域医療 / 公立病院改革プラン状況 / 公立病院再構築 / 医療経営の再構築 / 医療のネットワーク / 公営企業会計 |
研究概要 |
平成24年度の研究計画は、公営病院間の経営資源の共有化を可能にし、経営基盤を安定化するには何が必要かを明らかにすることにあった。調査として、全国の公営病院を訪問しての実態調査を行った。公営病院同士の経営資源の共有化、障害者福祉、介護の実態を調査した。また、改革プランにつき、公営病院の累積欠損金状況を把握するため大きい都道府県を重点的に視察を調査に加えその組織運営の変化を調査した。 研究の成果は、「日本医療・病院管理学会」、「日本経営学会」の2学会において学会発表の機会を与えられ公表した。『訪問看護ステーションにおける連携戦略の実態と課題』日本医療・病院管理学会、2012年10月、川村文子・磯山優・王麗華・中嶋隆一(共同発表)医療での在宅看護の状況につきアンケート調査を実施した。アンケート調査では、今回は訪問看護のサービス提供の地理的範囲を限定し、実行可能な戦略を設定した。そこから経営基盤強化目的実現の課題について明らかにし、医療経営再構築について発表した。『訪問看護ステーションにおける情報活用の実態に関する研究』日本医療・病院管理学会、2012年10月、川村文子・王麗華・磯山優・中嶋隆一(共同発表)、地方都市部の訪問看護ステーションでのデータ収集を用いて分析をした。在宅医療の道筋として、訪問看護ステーションの活用の方法として、いかなる情報ツールを用いることが必要なのか、地域医療の経営手法を発表した。 『公営病院の現状と経営破綻問題』日本経営学会関東部会、2013年1月、川村文子(単独発表)分析対象は、経営主体別分類基準による都道府県立病院199を悉皆調査し、公営病院経営の実態を発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究の成果は、「日本医療・病院管理学会」、「日本経営学会」の2学会において学会発表の機会を与えられ公表した。『訪問看護ステーションにおける連携戦略の実態と課題』日本医療・病院管理学会、2012年10月、川村文子・磯山優・王麗華・中嶋隆一(共同発表)医療での在宅看護の状況につきアンケート調査を実施した。アンケート調査では、今回は訪問看護のサービス提供の地理的範囲を限定し、実行可能な戦略を設定した。そこから経営基盤強化目的実現の課題について明らかにし、医療経営再構築について発表した。『訪問看護ステーションにおける情報活用の実態に関する研究』日本医療・病院管理学会、2012年10月、川村文子・王麗華・磯山優・中嶋隆一(共同発表)、地方都市部の訪問看護ステーションでのデータ収集を用いて分析をした。在宅医療の道筋として、訪問看護ステーションの活用の方法として、いかなる情報ツールを用いることが必要なのか、地域医療の経営手法を発表した。 『公営病院の現状と経営破綻問題』日本経営学会関東部会、2013年1月、川村文子(単独発表)分析対象は、経営主体別分類基準による都道府県立病院199を悉皆調査し、公営病院経営の実態を発表した。
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今後の研究の推進方策 |
前年度の研究推進方策に沿って進めていく。公営病院を中心とする障害者福祉・在宅療養支援との連動による医療福祉情報管理体制の構築は、以下の点を重点的に進める。 1.公営病院間の経営資源共有化による医療障害者福祉介護情報管理体制の基盤づくり2.地域医療の再生のための公営病院の経営基盤安定化3.医療費抑制のための障害者福祉・在宅支援の基盤づくり 医療・障害者福祉介護情報管理体制の構築化、公営病院間の経営資源の共有化、安定化について、地域企業との異業種交流や中小企業間ネットワークも含め、諸外国における障害者福祉、介護実例等を参考にしながら具体的方法を検討する。前年度同様、研究の成果は学会発表、学術論文にて行っていく。
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次年度の研究費の使用計画 |
最終年度として、交付時の申請計画どおり、研究調査に必要な調査を進め、学術論文作成・学会発表により最終報告をしていく。
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