研究課題
基盤研究(C)
脳磁図を用いて記憶機能の臨床検査法を開発する目的で、大脳皮質および海馬から記憶関連脳磁界反応を記録する方法を検討した。顔、文字、パターン、の画像呈示の5分後に既出と未出を混在させて呈示し、既出か否か答える課題を施行した。大脳皮質では下前頭葉と下頭頂小葉に反応が認められ、側方優位性が顔は右に、言語は左にそれぞれ認められた。海馬については、測定時間を長くすることで磁場変動を記録でき、側方性についても機能を反映した結果を示した。以上、大脳皮質および海馬における記憶関連の脳磁場変化が、定量的に計測可能であり、軽度認知障害の早期発見や、治療効果の判定に利用できる臨床検査法になりうると考えられた。
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