研究課題
基盤研究(C)
中枢神経系における非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)代謝系の役割を明らかにするために,ADMA代謝関連酵素ならびにnNOSのラット脳組織における局在性について精査した.その結果,各脳領域において, PRMT1とDDAH1の共局在性が示され,大脳と視床においてはnNOSとの共存が観察された.さらに,ADMA化されたタンパク質を網羅的に検索し,運動ニューロンの変性に関連するフルクトース ビスフォスフェイト アルドラーゼCを新規なアルギニンメチル化タンパク質として同定した.以上の結果は,PRMT/DDAH/NOS 軸が脳機能の恒常性維持の一端を担っていることを示唆するものである。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (7件)
FASEB J
巻: 27 ページ: 2301-2315
Biosci. Biotechnol. Biochem.
巻: 76 号: 7 ページ: 1334-1342
巻: 76 号: 2 ページ: 400-403
巻: 75 号: 7 ページ: 1249-1258