研究課題
基盤研究(C)
本研究では、GABAA受容体の発現を調節するPRIP-1タンパクのノックアウト(PRIP-1-/-) マウスを用いて疼痛を評価した。PRIP-1-/-マウスでは炎症性および非侵害性刺激による疼痛反応の閾値が低下していた。また、脊髄でのGABAA受容体β2サブユニットの発現が増加し、γ2サブユニットについては脊髄前角および後角部分で発現が有為に減少していた。さらに、脊髄後角の膠様質神経細胞ではGABAA受容体の機能が障害されていた。一方、P2X7受容体に関しては細胞内部位がHSP90と相互作用を持つ可能性が示唆された。PRIP-1やP2X7受容体は新たな疼痛治療の標的因子になり得るかもしれない。
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