研究課題
基盤研究(C)
神経障害性疼痛や炎症性疼痛などの慢性疼痛では、脊髄後角における興奮性シナプス伝達の亢進が痛覚過敏や機械アロディニアに大きく寄与していると考えられている。また、慢性疼痛患者は、不安やうつ、不眠、認知機能障害などの神経症状も併せ持ち、quality of lifeがさらに損なわれてしまう。本研究では、特に、モノアミン、グリシン、アセチルコリンに注目し、行動薬理学的研究とin vivoおよびin vitro標本を用いたシナプス伝達レベルの電気生理学的研究を展開し、神経障害性疼痛の病態解明と治療効果に結び付く可能性のある作用メカニズムを探索し、新規治療薬開発へのフィードバックを目指した。
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http://www.pharm.kitasato-u.ac.jp/pharmacology/index.html