Hartley guinea pigは膝関節OAが自然発生する。guinea pigの右膝関節を動物用小型ラジオ波発信器でラジオ波照射した。経時的に膝関節を採取し、細胞の老化、細胞死と関連しOAの進展防止に重要であるautophagyのマーカーであるULK1 およびBeclin1の免疫組織化学を行った。正常軟骨ではautophagyが見られるのに対し、OA軟骨では軟骨の変性程度と関連して低下していた。照射によりautophagyが活性化し、OA治療効果につながる可能性を見いだした。また1カ月に1回、6カ月間ラジオ波照射を行い、OAの組織学的重症度を評価したところOAの進行が抑制された。
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