研究課題/領域番号 |
23590750
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
宮下 和久 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (50124889)
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研究分担者 |
吉益 光一 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (40382337)
福元 仁 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (30511555)
竹村 重輝 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (70511559)
森岡 郁晴 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (50124889)
宮井 信行 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (50124889)
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連携研究者 |
前田 節雄 近畿大学, 総合社会学部, 教授 (70122108)
坂口 俊二 関西医療大学, 保健医療学部, 准教授 (40249462)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 振動障害 / 熱帯地域 / 温帯地域 / 循環障害 / 神経障害 / 量・反応関係 |
研究概要 |
熱帯地方における振動障害は、その病態は必ずしも明らかではない。そこで、熱帯地域のマレーシアにおいて、熱帯林の伐木、建設業、自動車組み立て工を対象に振動障害の健康調査を行った。その結果、熱帯地方における振動障害は、神経障害が優勢な症状として認められ、手指の知覚神経機能の悪化が先行しておこることが認められた。熱帯地方における振動工具取り扱い者の知覚神経機能障害の程度は、温帯地域における障害と同程度であると考えられた。循環障害は熱帯地方でも当然起こっていると考えられるが、臨床的にははっきりと現れなかった。量・反応関係においても振動ばく露指標と末梢神経障害の症状、所見との間に関連が認められた。
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