若年女性における子宮頸がん検診受診率や子宮頸がん発症の推移とその要因の前向き調査を行うために、2つの異なる出生コホートに参加した妊婦を対象とし、妊娠初期の子宮頸がん検診の結果を比較した。BOSHIコホート対象者におけるパパニコロウ分類での要精検率は、20-24歳 3.2%、25-29歳1.0%、30-34歳0.8%、35-39歳1.0%であり、エコチル調査宮城ユニットセンター対象者コホート1899人分のデータでのベセスタ分類に基づく要精検率は20-24歳 8.9%、25-29歳2.7%、30-34歳3.1%、35-39歳3.8%であった。
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