研究課題/領域番号 |
23590795
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
斉藤 功 愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90253781)
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研究分担者 |
加藤 匡宏 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (60325363)
山内 加奈子 愛媛大学, 教育学部, 研究員 (20510283)
谷川 武 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80227214)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 疫学 / 循環器疾患 / 評価指標 / ヘルスプロモーション |
研究概要 |
長期間にわたり疫学調査を行ってきた地域において、一次予防の指標を用いてこれまでの保健事業の評価ができるか検討した。1999~2011年の虚血性心疾患と脳血管疾患の発症率は男女とも有意に減少した。死亡率も同様であり発症率の割合を上回った。循環器疾患発症等に対して高血圧、糖尿病、喫煙の影響は大きく、逆に肥満や高脂血症の影響は小さかった。循環器疾患発症に対する集団寄与割合は、高血圧16.4%、糖尿病5.9%、喫煙5.5%であった。同地域において血圧レベルは男性で横ばい、女性では減少した。喫煙率は男性で10%近く減少した。血圧レベルの低下や喫煙率の減少がこれらの指標の改善につながっていた。
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