研究課題
下記のように、ほぼ計画通り進捗している。 横断調査: 研究計画に従い、H.23.4~H24.3の研究期間に1198名の対象者を新たに追加収集し、既収集者3280名(H.20.10~H.23.3に収集)と合わせて、計4478名(全体では一部重複あり)とした。これらの対象者では当日の面接問診調査に加え、医療機関での健診成績をH.24.2.29分まで収集した。これらの資料を順次データ入力し、電子ファイル化している。 追跡調査: 既収集者のうちH24.3までに収集から満三年を迎えた370名に横断調査時とほぼ同様な問診票を用いて郵送による追跡問診調査を実施し、H.24.3.31までに151名から回答を得た (郵便不着43名、未回答176名)。収集から満一年以上を経過した対象者の追跡健診成績はH.24.2.29分まで収集した。ただし、経過時間ごとの追跡率などは未確定である。 学会発表: 対象者収集途中の問診資料 (横断調査) を用いて、「女性の就労と運動習慣:途中基礎資料」を日本公衆衛生学会 (2011.10.20、秋田) で、「女性の就労と飲酒習慣:途中基礎資料」を日本衛生学会 (2012.3.25、京都) で発表した。就労の有無は運動習慣と無関係、就労者では飲酒者割合・飲酒量とも非就労者に比し多かった。 その他: 面接・問診時に用いる説明書と問診票、郵送による追跡問診の依頼書と問診票、さらに、これまでの経過や中間報告・学会発表に加え、今後の結果や報告なども所属教室の Home Page (http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/kouei.dir/moku%20sinkou.html) に順次公開している。
2: おおむね順調に進展している
とくに問題ありません。
これまでのところほぼ研究計画どおりに進捗している。 対象者の収集はH24年度内に終了できる状況である。したがって、H25年度以降に横断研究としてのデータ処理を実施する。 追跡研究での郵送問診調査と追跡健診成績の収集も順調であり、H24年度以降も同様に継続する。
今年度は研究計画の初年度であり、対象者収集のための研究補助者との契約、謝金支払いが10月からとなった。このため、謝金充当額の未使用分が「次年度使用額」となった。しかし、仮に4月から謝金を支出していた場合は、H23年度の研究費は不足であった。H24年度は「次年度使用額」を加え、ほぼ当初の研究費使用計画にしたがって使用する予定である。
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Aging Clinical and Experimental Research
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