研究課題
ほぼ計画通り進捗している。横断調査: 1 研究計画に従い、H25.3に対象者の収集を終了した。今回の研究経費の期間以前(H.20.10~H.23.3)に収集した対象者3280名と合わせて、累計5547名 (確認できた重複者を除く) とした。 2 これらの対象者で当日の面接問診調査に加え、医療機関での健診成績を収集し、順次、データ入力、電子ファイル化している。追跡調査: 1 対象者のうちH25.3までに収集から満三年を迎えた1297名(H20.10~H22.3に収集した対象者のうち郵送調査への同意がある者)に横断調査時とほぼ同様な問診票で郵送による追跡問診調査を実施し、H.25.3.31までに前年度からの累計で607名から回答を得た(郵便不着122名、未回答568名)。 2 収集から満一年以上を経過した対象者の追跡健診成績はH.25.3.19分まで収集した。ただし、経過時間ごとの追跡率などは未確定である。学会発表: 対象者収集途中の問診資料(横断調査)を用いて、「女性の就労と喫煙習慣:途中基礎資料」を日本公衆衛生学会(2012.10.24、山口)で、「女性の就労と自覚的な健康・疲労感:結果更新」を日本衛生学会(2013.3.26、金沢)で発表した。就労者は喫煙習慣が多かったが、就労+喫煙者の喫煙量は就労時間と関連しなかった。就労者は自覚的健康感は低く、疲労感は強かった。就労者は就労時間が長いほど自覚的健康感が低く、疲労感が強い傾向であった。その他: 面接・問診時に用いる説明書と問診票、郵送での追跡問診の依頼書と問診票、さらに、これまでの経過や中間報告・学会発表に加え、今後の結果や報告なども所属教室の Home Page (http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/kouei.dir/moku%20sinkou.html) に順次公開している。
2: おおむね順調に進展している
特に問題なく進捗している。
これまでのところ、ほぼ計画どおりに進捗している。1 対象者の収集はH24年度で終了した。したがって、横断研究および追跡研究の基礎データを確立するため、データの確認、クリーニングを実施する。その後、まず横断研究としてのデータ処理を開始する。2 追跡研究での郵送問診調査と追跡健診成績の収集も順調である。H25年度以降もこれまでと同様に継続する。
H24年度はほぼ当初計画予算(170万円)の額を使用した。H25年度はH23-24年度からの繰越額を加えても約90万円であり、研究計画に従う使用によって年度後半には終了する。
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Journal of Urology
巻: in press ページ: in press
Aging Clinical and Experimental Research
巻: 24 ページ: 134-138
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