新潟県津南町における中学3年生 445名においてインスリン抵抗性(IR)とインスリン分泌不全(ID)を予知しうる肥満以外の因子を検討した。 IR有りとされた人数(%)は、男児/女児で22(8.7%)/30 (15.5%)人で女児で有意に多く(p=0.027)、ID有りとされた人数(%)は、男児/女児で52(20.6%)/17 (8.8%)人でで男児に有意に多かった(p=0.001)。 ロジスティック回帰分析を用いて、IRおよびIDを予測しうる肥満以外の因子について検討したところ、IRについては中性脂肪高値、HbA1c高値が、IDに関してはBMI低値、TG低値、収縮期血圧高値が有意に関連していた。
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