研究課題
基盤研究(C)
炎症(高感度CRP(hsCRP)>= 1mg/L)のない中年勤労者991名を3年間追跡して、ピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)(一部簡略化)にもとづく睡眠状況とhsCRPとの関係を検討した。不良な睡眠(PSQI総合点>5.5点)群でのhsCRPの3年間の増加量は良い睡眠群より大きかった。ベースライン時のhsCRPや他の交絡因子を調整した3年後のhsCRPの幾何平均値はそれぞれ0.275 mg/Lと0.242 mg/Lであった(p=0.04)。良い睡眠を基準とした不良な睡眠での3年後の炎症惹起の調整オッズ比は2.08(1.29-3.35)であった。不良な睡眠は炎症惹起と関係がある。
すべて その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Journal of Sleep Research
巻: (in press)