研究課題
基盤研究(C)
検診受診者を対象として、腎機能とカロテノイド、アディポカイン及びmiRNAの血清レベルとの関連について検討した。女性では血清プロビタミンA、特にβ-カロテンの上昇がアルブミン尿のリスク低下と関連し、男女ともに血清レジスチン値は腎機能指標である血清シスタチンC値と正相関した。また縦断調査により、肥満や血清レジスチン上昇は、糸球体濾過量減少との関与が示唆された。さらに血清miR-21、miR-122値がアルブミン尿群で高く、血清miR-126値はeGFR低下群で低かった。腎機能低下は、酸化ストレスやアディポカイン分泌異常の関与が示唆され、血管内皮機能に関与するmiRNA値の変動を認めた。
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J Epidemiol
巻: 23(6) ページ: 451-6
10.2188/jea.JE20130058