研究課題
基盤研究(C)
アカントアメーバのヒト角膜上皮細胞に対する細胞障害性を検討した結果、従来は非病原性とされていた遺伝子型にも傷害性が認められた。この結果は現在用いられている18SrRNA遺伝子による病原性の分類は、角膜炎に関わる病原性を正確に反映するものでは無いことを示唆するものであった。またアカントアメーバが分泌するプロテアーゼが細胞傷害性に大きく影響する可能性は低いこと、さらにはアメーバ性角結膜炎の原因の一つにインターフェロン産生が関与していることが示唆される結果が得られた。病原性種のcDNAライブラリーを作製しウサギ抗体を用いてスクリーニングを実施したが、陽性クローンは得られなかった。
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Journal of Veterinary Medical Science
巻: 75 ページ: 1409-1411
10.1292/jvms.12-0499