• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 研究成果報告書

睡眠時無呼吸症候群動物モデルにおける心血管病変の解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23590843
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 法医学
研究機関東京大学

研究代表者

永井 恒志  東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60600369)

研究分担者 下澤 達雄  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90231365)
連携研究者 吉田 謙一  東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40166947)
研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード睡眠時無呼吸症候群 / 間歇的低酸素 / 肺高血圧 / 低酸素性肺血管収縮 / マクロファージ
研究概要

睡眠時無呼吸症候群(SAS)に合併する肺高血圧の誘因として間歇的低酸素(IH)が重要であるが、SAS患者は必ずしも肺高血圧を伴う訳ではなくその原因は不明であった。そこでIH暴露ラットを用いて研究したところ、IH由来肺高血圧は低酸素性肺血管収縮(HPV)が主因であった。しかしIHでは血中単球から遊走・分化集簇した肺M1マクロファージがβ3受容体/iNOS経路を介して一酸化窒素(NO)を分泌することによりHPVを強く抑制していた。その結果、IHでは肺高血圧の発生が抑高度に抑制されていた。この結果よりIH由来肺高血圧の発生は単球由来肺M1マクロファージに強く依存していることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 睡眠時無呼吸症候群モデルラットの低酸素性肺血管収縮に対するβ1,2blockerの影響2013

    • 著者名/発表者名
      永井恒志, 奈良明奈, 前田秀将, 吉田謙一
    • 学会等名
      第97次日本法医学会学術全国集会
    • 発表場所
      北海道(日本法医学雑誌.2013;B15:p70)
    • 年月日
      20130000
  • [学会発表] 睡眠時無呼吸症候群モデルラットの肺血管に対する低酸素暴露およびβ受容体遮断薬の効果2012

    • 著者名/発表者名
      永井恒志, 白井幹康, 桑平一郎, 吉田謙一
    • 学会等名
      第16回酸素ダイナミクス研究会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      20120900
  • [学会発表] 睡眠時無呼吸症候群モデルラットの肺血管に対する低酸素暴露およびβ受容体遮断薬の効果2012

    • 著者名/発表者名
      永井恒志, 前田秀将, Lisa Wingenfeld, 吉田謙一
    • 学会等名
      第96回日本法医学会全国集会
    • 発表場所
      静岡(日本法医学雑誌.2012;66:p69)
    • 年月日
      20120000

URL: 

公開日: 2015-07-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi