研究課題
基盤研究(C)
本研究は、個人識別法としてのDNA解析技術の進歩の中、唯一の課題として残されている劣化試料を対象とした解析法の構築に関する研究である。今回、劣化DNA試料分析の標準化の1つとして、PCRの短鎖化に基づいたY染色体及びミトコンドリアDNAの系統分類をすべくSNPs解析に着目し、マルチプレックスシステムの構築を試み、Y染色体系統分類には22のSNPs、ミトコンドリアDNAの系統分類には46SNPsの解析を可能とするシステムの開発に成功した。さらに、これらシステムを応用して日本人集団の頻度解析を行うと共に、劣化DNA試料の有効性を実証するに至った。
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Legal Medicine
巻: Vol.16, No.1 ページ: 20-25
10.1016/j.legalmed.2013.10.005.Epub2013Nov1
DNA多型
巻: Vol.20 ページ: 187-189