研究課題
基盤研究(C)
医学生における臨床推論能力を評価し、ケース難易度と推論プロセスのパフォーマンスとの関係を世界で初めて明らかにした。難易度の低いケースでは、直覚的推論(システム1)が有効で、難易度の高いケースでは分析的推論(システム2)が有効であった。難易度の高いケースでは、システム2に対する鑑別診断リマインダー介入が有効であった。また、Eラーニングを用いて臨床推論学習プログラムを開発した。学習満足度は高いことが示され、推論能力の向上への有効性が示された。これらの介入によって、推論エラーを減らして患者アウトカムを改善させることにより、医療の質を向上させることにつながることが期待される。
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