良質な医療と診療時間の短縮化の両立を図り、安心・安全な医療を提供することを目的とした外来診療支援システム(Walk-in Clinic Support System、WICSS)を開発した。具体的には、タッチパネル端末を用い、画面の指示に従って入力することで必要な病歴情報を網羅的・効果的に収集するシステムで、患者情報に合わせて次の質問項目が自動的に変動するのが最大の特徴である。 本システムは、医師以外の職種が使用することを想定しているため、看護師・薬剤師向けに本システム利用の前提となる病歴聴取教育プログラムも合わせて開発し、研修を実施した。
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