研究課題
基盤研究(C)
10週齢のラットに卵巣摘出術を施し高フルクトース食を1ヶ月間与えて2型糖尿病モデルを作成し、糖尿の進展と骨代謝との相関関係を検証した。その結果、耐糖能異常を伴って骨代謝の亢進が確認され、レニン・アンジオテンシン系(RAS)の亢進と糖化最終産物(AGEs)の蓄積および3点曲げ試験において骨の脆弱性が確認された。これらの症状はアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)で阻害・防止されることから、糖尿病の進展においてはRASが亢進してAGEsと骨の脆弱性を惹起しており、ARBは副次効果としてこれらの随伴病変の進展を防止しうる可能性が指摘された。
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Immun Endoc and Metab Agents in Med Chem
巻: 13(2) ページ: 150-158
巻: 12(3) ページ: 161-167
10.2174/187152212802001857
http://www.cgt.med.osaka-u.ac.jp/vme/research_06.html
http://www.cgt.med.osaka-u.ac.jp/vme/research_03.html