研究課題
基盤研究(C)
補中益気湯は、黄耆、人参、柴胡など10種類の生薬から成る漢方薬で、生体の機能低下を改善する補剤の代表方剤である。本剤は、二重盲検法によりアトピー性皮膚炎治療に有用であることが示されている。そこで、皮膚酸化ストレスに対する本剤の作用を明らかにするため、マウス皮膚に紫外線を照射し、本剤投与が皮膚の機能や形態に及ぼす影響を詳細に検討した。その結果、補中益気湯は、紫外線による皮膚障害を総合的に防御することが明らかとなった。
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J Dermatol
巻: Vol.40 ページ: 201-206
10.1111/1346-8138.12050