研究課題
基盤研究(C)
心臓サルコイドーシス(心サ症)の病態機序解明と新しい診断治療法の開発のためにマウスモデルの作成を試みた。アポE欠損マウスにコール酸含有高脂肪食を負荷すると冠動脈内にマクロファージの集簇と血管周囲へのマクロファージの遊走・繊維化を認めた。本モデルはマクロファージの活性化とそれに引き続く心筋の血管周囲の繊維化を引き起こす。マクロファージが主体である点が心サ症と共通している。マクロファージが主体となる炎症病変では糖の取り込みが著明となるが正常心筋細胞も糖を利用するため診断にはこれを抑制する必要がある。心サ症の活動性病変評価には18時間以上の絶食によるFDG PETが良い。
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