研究課題
基盤研究(C)
LDAに関連した胃粘膜傷害を引き起こしうる薬理遺伝学的な因子を検索した。Low dose aspirin (LDA)内服患者、非内服患者を対象に、4種類の薬物代謝関連遺伝子の遺伝子多型を測定し、H. pylori感染と薬剤の内服歴を考慮して、消化管粘膜傷害のリスク予測を行った。LDA内服中のSLCO1B1 (rs4149056) TT型の症例は、LDA内服者のCアレル保持者と比較して消化性潰瘍のリスクが約3.2倍も高いことが明らかとなった。今回の研究により、SLCO1B1 (rs4149056)の遺伝子多型を測定が、LDA内服時の消化管粘膜傷害の予測マーカーとなる可能性が示された。
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