研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、消化管腫瘍について臨床診断や病理組織診断のみならず、腫瘍のDNAメチル化や遺伝子発現などの生物学的特性と治療経過との関連を検討することにより、最適な治療選択法の確立を目指すことである。本研究では培養細胞を抗癌剤に暴露することにより薬剤耐性株を樹立するとともに、消化管悪性腫瘍の化学療法前後に内視鏡生検検体を採取し、マイクロアレイを用いたゲノムワイド解析を行った。消化器癌薬剤耐性に関わる遺伝子のDNAメチル化および遺伝子発現プロファイルの特徴を解析した。また定量的測定を用いて、耐性機構に重要と考えられる遺伝子群を抽出した。
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Oncology Reports
巻: 31 ページ: 1883-1890