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2016 年度 研究成果報告書

ふなずし由来新規ラクトバシラス属菌が有する強力な抗炎症効果の作用機序

研究課題

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研究課題/領域番号 23590954
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究

研究代表者

岡田 義清  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 内科学, 助教 (90531137)

連携研究者 穂苅 量太  防衛医科大学, 内科学講座, 教授 (90255464)
三浦 総一郎  防衛医科大学, 学校長 (50138012)
研究協力者 都築 義和  埼玉医科大学, 消化管内科 (10236929)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2017-03-31
キーワード発酵食品 / プロバイオティクス / 抗炎症作用 / 炎症性腸疾患 / 樹状細胞 / 制御性T細胞
研究成果の概要

申請者らは、伝統的発酵食品である「ふなずし」より新規ラクトバ シラス属菌菌株を2株、単離した。本菌株は、DSS大腸炎モデルマウスにおいて、一般的なプロバイオティクスであるLactobacillus gasseri(LG)を上回る抗炎症作用を有していた。本菌株は樹状細胞をはじめとする抗原提示細胞に直接的に作用することでユニークな形質変化を惹起し、大腸固有粘膜層におけるTreg細胞を増加させることで、LGより強い抗炎症作用を示すことが示唆された。以上より、日本の伝統的発酵食品は、従来のプロバイオティクスに比し強い抗炎症作用を有する未知のプロバイオティクスの有力な単離源となり得る事が示された。

自由記述の分野

消化器内科学

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公開日: 2018-03-22  

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