研究概要 |
肝線維化進展過程におけるNotchシグナルの関与を解明するため、メチオニン・コリン欠乏食(MCD食)による肝線維化モデルでのNotchシグナルの発現動態を解析した。経時的に肝組織を採取して、Notch(Notch-1, -2, -3, -4)とNotchリガンド(Jagged-1, -2)の発現についてImmunoblot法で解析した。その結果、普通飼料で飼養したマウスとMCD食で飼養したマウスでは、Notchシグナルの経時的な発現変化について有意な変化はみられなかった。今後、肝線維化過程におけるNotchシグナルの関与について、他の肝線維化モデルも含めて更なる検討が必要と考えられた。
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